小中高生の持久力が低下―生活習慣と相関か
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【2006年10月8日】
読売新聞や産経新聞によると、文部科学省は8日、翌日の体育の日にあわせて「体力・運動能力調査結果」を発表し、小中高生の持久走の記録の平均が20年前と比べて5-9%も悪くなり、過去最低を記録したことがわかった。ほかにも18歳男子と30-39歳女子の握力や、17歳と19歳の女子ボール投げ、8・9歳女子の立ち幅跳びが過去最低となった。一方、反復横跳びは30-34歳、40-59歳男子と45-49歳、55-59歳女子で過去最高となった。
毎日新聞によれば、この調査は昨年5月から10月にかけて、6歳から79歳の男女計7万4,194人を対象に実施し、うち7万1,542人のデータを得たもの。
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読売によれば、調査と同時に生活習慣のアンケートも行っており、「朝食を食べない」「睡眠時間が少ない」「テレビを見る時間が多い」といった子供の記録がほかの子供より低くなっていた。
出典[編集]
- 『小中高生の体力低下続く、朝食抜きの影響明らか』。読売新聞、2006年10月8日。
- 『子供の持久力が最低レベル 文科省の体力・運動能力調査』。産経新聞、2006年10月8日。
- 『子供の運動能力、浮上せず=女児立ち幅跳び最低-文科省調査』。時事通信、2006年10月8日。
- 『体力・運動能力調査:朝食食べる子、食べない子より持久力』。毎日新聞、2006年10月8日。
- 『元気な中高年、体力向上 子どもの運動能力は低調』。秋田魁新報、2006年10月8日。
- 『中高生目立つ体力低下 持久走…気力も不足?』。東京新聞、2006年10月9日。