コンテンツにスキップ

天皇陛下の冠動脈バイパス手術終わる

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
天皇陛下。2009年カナダで撮影
天皇陛下。2009年アメリカ・ハワイで撮影

【2012年2月18日】

広島県の中国新聞(以下中国)によると、天皇陛下(78)は入院なされている東京大学病院にて2月18日(UTC+9心臓冠動脈バイパス手術を受けられた。天皇陛下が手術を受けられるのは2003年に前立腺ガンを摘出して以来のことで、東大順天堂大学の医療スタッフによって執刀が執り行われた。

朝日新聞によると、手術は同日夕方に無事終わり、手術後の記者会見で医師団は「ほぼ予定通りに終わった。出血は殆どなく、麻酔からのお目覚めも順調である」と説明。天皇陛下は術後、気分を尋ねられるとうなずきになられたといい、午後5時過ぎには皇后さま黒田清子女史ともご面会になられた。

中国とTBSテレビによると、今回の手術は2月11日に開催された検査[1]で天皇陛下の心臓の周りを取り巻くように走る血管・冠動脈3本のうち2本に狭さくが認められ、これまでの投薬治療から手術を行うことに踏み切り[1]、この2本の血管に別の血液の通り道を新たに作るバイパス手術であった。中国によると、順調に回復すれば約2週間で退院の見通しで、回復の具合によっては3月11日にある「東日本大震災」の追悼式に参列することも可能であるとされる。

情報源

  1. 1.0 1.1 中国より


この記事はアーカイブされており、原則として編集ができません。

ウィキニュースに掲載された記事は、執筆・公開された時点のものであり、公開後に発生・判明した出来事や知識を網羅しようとするものではありません。

訂正がある場合、訂正内容とともに{{editprotected}}テンプレートをトークページへ追加することで管理者目に留まるようになります

なお、方針により、アーカイブされた記事内容の変更・更新は行わず、文法や書式の修正依頼などのみ受け付けています。

なお、掲載されている情報源や外部リンクの中には、時間の経過によりオンライン上で利用できなくなったものがあります。