地震保険の基準料率改定へ
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【2006年5月19日】 19日、損害保険料率算出機構は、地震保険の基準料率を見直し変更する届出を金融庁に対して行ったことを発表した。 今回の見直しは2005年3月に地震調査研究推進本部が発表した確立論的地震動予測地図に使われた情報を元として、予測手法を最新のものとして行われた。 この見直しで都道府県別の等地区分が見直され、都道府県別の基準料率が変更となった。ただ従来の料率に対して大幅に変わる地域もあるため、引き上げ率を30%に抑える扱いが行われた。
神戸新聞によれば、今回の見直しは1966年の地震保険発売以来の初めての改定であり、全国平均では基準料率が7.7%引き下げるとなる。基準料率は機構の会員である損害保険会社共通であり、各社、地震保険の保険料を見直すこととなる。
資料
[編集]当地区分が大きく変わった都道府県は次の通り
- 等地区分が上げられた都道府県
- 等地区分が下げられた都道府県
出典
[編集]- 『地震保険基準料率の全面的な見直しを行いました』 — 損害保険料率算出機構, 2006年5月19日
- 『ニュースリリース』 — 損害保険料率算出機構, 2006年5月19日
- 『地震保険料40年ぶり改定 兵庫は最大52%下げ』 — 神戸新聞, 2006年5月20日