国立印刷局の職員らがイセエビを密漁 - 伊豆諸島・新島

【2011年9月1日】

新島（CC BY-SA 3.0）

イセエビ（CC BY-SA 3.0）

伊豆諸島・新島（東京都新島村）でイセエビの密漁を行ったなどとして、国立印刷局に勤務する男性職員4人が警視庁新島警察署から事情聴取を受けていたことが判明した。同署では、漁業法違反（漁業権侵害）および東京都の漁業調整規則（禁止期間）違反の疑いで、4人を書類送検する方針である。

同署の話によると、事情聴取を受けた4人は神奈川県在住で、国立印刷局の小田原工場および静岡工場に勤務する43歳-53歳の職員。4人は今年8月27日（UTC+9）の夕方から翌28日未明にかけて新島村若郷の渡浮根（とぶね）漁港で、漁業権をもたないにもかかわらず、釣り竿を用いてイセエビ16匹を密漁した疑いをもたれている。クーラーボックスにイセエビが入っていることに地元の漁師が気づいて、駐在所に通報した。

4人は横浜港から船で新島に渡ってきたといい、調べに対して「イセエビなどは釣って食べるつもりだった。違法だということは分かっていた」と容疑を認めているという。

情報源

本ニュースは「朝日新聞」および「読売新聞」の以下の報道を情報源としている。