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品川で16歳少年が通行人を切りつける

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2008年1月6日】

読売新聞によると5日午後3時20分ごろ、東京都品川区平塚の東急池上線戸越銀座駅前の商店街で両手に刃渡り15cmの包丁を持った16歳の少年が通行人5人を次々と切りつけた。少年は300mほど走って逃げたところで警視庁荏原薯員に殺人未遂で現行犯逮捕された。

同新聞によると切りつけられた5人のうち女性2人は全治10日ほどのけがを負い、残りの3人はコートを切りつけられた。ほかにも切りつけられそうになった人はいるが、無事だった。

同新聞によると少年は品川区在住の私立高校2年生である。調べに対して少年は「誰でもいいから皆殺しにしたかった」と動機を話した。また、この少年の母親は少年は精神科に通っていると言った。

また、時事通信や朝日新聞と長崎新聞によると6日の事情聴取で少年は「人間関係にトラブルがあって悩んでいた。」と話しているが、少年の家族は「把握しておらず、通っている私立高校でも長期欠席や大きな問題はない」と言った。また犯行に使った包丁は当日の午後に品川区内の100円ショップで購入したと話した。警察では少年からさらに事情を聞き、詳しい動機を調べる。

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