和歌山市長に大橋氏再選、財政再建これから
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【2006年8月1日】
7月23日に告示、30日に投開票された和歌山市長選挙で、現職の大橋建一氏(60歳)が再びかじ取り役に選ばれた。紀伊民報によると、有権者数は約31万2000人で、投票率は44.42%と戦後最低となった。
大橋氏は、2位の宇治田氏に約4万7千票の差をつけて7万1,112票を獲得し当選した。
毎日新聞の7月24日付けの記事によると、市は1400億円を超える市債や累積赤字などを抱えており、市長選の争点として財政問題は大きく取り上げられたという。
ただ朝日新聞によると、6人が立候補する混戦となった背景には、地域活性化の道筋を明確に示していない大橋市政への根強い不満がある。財政再建や商業振興など、山積みする課題に有効な対策が打ち出せるか。その政治手腕が改めて問われることになると見られている。
出典
[編集]- 『「信頼感」で大橋氏/政党超え支持集める』 — 朝日新聞, 2006年7月31日
- 『現職の大橋氏が圧勝 投票率は戦後最低 和歌山市長選挙』 — 紀伊民報, 2006年8月1日
- 『選挙:和歌山市長選 6人の戦い 財政再建が最大の課題--告示 /和歌山』 — 毎日新聞, 2006年7月24日