史上初の濃霧コールドでロッテが先勝―プロ野球日本シリーズ第1戦
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【2005年10月23日】
プロ野球日本シリーズ第1戦、阪神タイガース対千葉ロッテマリーンズ戦は22日、千葉マリンスタジアムにて開かれ、千葉ロッテが7回途中濃霧コールドで10対1で勝利した。途中コールドの試合で勝敗が決まるのは50年のシリーズ開始以来初めて。
18時15分、ロッテ先発清水直行、阪神先発井川慶で試合開始。ロッテは1回、今江敏晃が史上13人目の初打席でのホームラン(ソロ)で1点を先制、5回表に阪神の藤本敦士の同点犠牲フライを許すも、その裏に今江が2点タイムリーツーベース、サブローがタイムリーツーベースを放って4対1とリードを広げた。
さらに6回裏、ロッテのイ・スンヨプがソロホームランを放ち、7回には里崎智也が3ラン、ベニー・アグバヤニが2ランホームランをそれぞれ放った。この時点で霧が濃くなりゲームが中断。34分間の中断のあと、霧はさらに2時間程度続くとの予報であったので、午後9時2分、コールドの宣告がなされた。
日本シリーズで自然現象のためにコールドゲームになったのは、1953年の巨人対南海戦(引き分け)以来53年ぶり。
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 5x | 10 |
出典
[編集]- 『大珍事!濃霧でコールド』 — デイリースポーツ/Y's Sports, 2005年10月23日
- 今井貴久 『ロッテ清水完投、虎を手玉/日本シリーズ』 — 日刊スポーツ, 2005年10月23日
- 今関勝 『日本シリーズ第1戦の勝敗を分けたもの』 — Y's Sports, 2005年10月23日
- 『ロッテが10―1で先勝 濃霧でコールド 日本シリーズ』 — 朝日新聞, 2005年10月22日
- 『日本シリーズ:ロッテが阪神に先勝 7回濃霧コールドで』 — 毎日新聞, 2005年10月23日