台風13号、先島諸島から台湾へ−14号も沖縄に向かう
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【2005年9月1日】
気象庁によれば、大型で非常に強い台風第13号 「タリム」は31日午後10時45分(日本時間、UTC+9)現在、台湾の東海上にあって、西北西に進んでいる。
先島諸島を暴風圏に巻き込んだこの台風のため、石垣市では、65歳の男性が風にあおられて2階から転落し、重体となっている。沖縄電力によると西表島では500世帯が停電した。また、空路では98便が欠航した。
今後、1日朝には台湾北部に上陸する見込み。
一方の非常に強い台風14号「ナービー」は、31日午後11時5分(チャモロ標準時、UTC+10、日本時間午後10時5分)現在、マリアナ諸島西海域にある。サイパントリビューン紙は、サイパン島では564人以上が小中学校などに避難をしたと伝えている。
今後、3日にも沖縄地方に接近ないし上陸する可能性がある。

台風13号(左)と14号、31日午後8時25分。米国海洋大気圏局による
関連項目[編集]
出典[編集]
- 『宮古・八重山地方で猛烈なしけ 台風13号』, 朝日新聞社、2005年8月31日。
- 『台風13号・先島直撃/西表で500世帯停電』, 沖縄タイムス、2005年8月31日。
- John Ravelo "Nabi's wrath spares NMI"。Saipan Tribune、2005年9月1日。