台湾・高雄で発生した爆発事故、原因となった企業を特定

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事故現場の概略図(☆点で爆発が発生) CC-by-sa-4.0
事故現場の様子 CC-by-sa-4.0

【2014年8月2日】

台湾南部の高雄市で発生した爆発事故を巡って市当局は2日、現場地下に複数ある[注釈 1]パイプラインの中からプラスチック等の原料となる可燃性の気体プロピレンの漏出の原因となったとみられる企業を特定したと発表したとともに、慎重に調査を行っていることを明らかにした[1][2]。市当局によると、現場近くにはプロピレンのパイプラインが3本あるが爆発当時今回当局が特定したとされる企業以外の2本は稼働していなかった。この企業は、8月1日自社のパイプラインは破損していないとしていた[1]。一方で事故3時間前、同企業のパイプラインで圧力が異常低下するトラブルが起こっており[1]、トラブルを検知していながらパイプラインの利用を続けたとして同企業の責任を市当局は指摘している[2]

死者の数は28人に、行方不明者も[編集]

2日、台湾当局は新たに2人の遺体を発見、これにより事故の死亡者は28人、行方不明者2人となった[2]。また、負傷者は286人[注釈 2]となっている[3]

同日には、馬英九総統が爆発事故現場を訪れ、軍や救助隊員から行方不明者の捜索状況や復旧作業について説明を受けたほか、同市内の病院を訪ね負傷者を見舞った。同総統は、「事故原因を明らかにするため調査を進めている」と述べ全力で原因究明に取り組むことを強調し、今後同様の事故が起こらないよう再発防止策を進める考えを示した[3]

注釈[編集]

  1. 毎日新聞より
  2. 時事通信は293人と伝えている。

情報源[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 台北・鈴木玲子 『台湾:高雄の爆発、気体漏出企業を特定』毎日新聞、2014年8月2日。
  2. 2.0 2.1 2.2 台湾時事 『爆発事故の死者28人に=原因企業を特定-台湾』時事通信、2014年8月2日。
  3. 3.0 3.1 『馬総統が現地に 爆発の原因究明に全力』日本放送協会、2014年8月2日。

関連記事[編集]