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北京五輪ハンドボール予選のやり直し、アジア連盟が拒否

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2008年1月7日】 日刊スポーツによると、アジアハンドボール連盟は1月5日にクウェートで行った緊急理事会で、国際ハンドボール連盟が一度決定した北京オリンピックハンドボールアジア予選のやり直しについて、これを拒否する決定をした。

デイリースポーツによるとこの理事会にはアハマド会長らが出席したが、日本協会の渡辺佳英会長らは参加しなかった。アジア連盟はやり直しの理由を国際連盟に問い合わせているが、回答がなされていなかったため予選やり直しを拒否したことを決めたと説明。その上でジヤブ常任理事は「アジア連盟としては予選が適切に行われた」と話している。やり直しの拒否は今後国際連盟に通知し、アジア連盟は加盟各国に対しやり直し予選の開催や参加禁止の通達を出す予定とされている。

スポーツニッポンによると、日本協会関係者はこのアジア連盟の決定に困惑し、川上憲太専務理事は「常識で考えられない。抗議するだろう」。また蒲生晴明強化本部長兼日本代表総監督は「理事会を本当に行ったのか。今回の拒否の決定を国際連盟が認めるはずがない」と激怒した。

なお時事通信と日刊スポーツによると、アジア予選のやり直しが仮に日本で行われる場合、男子の大会を1月25日から31日に東京で行う計画を立てていることを明らかにし、その会場に国立代々木競技場第1体育館を確保していることを明らかにした。同競技場は1万人収容であるため、日本で行われるハンドボール大会の会場としては異例のキャパシティーであるという。

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