八王子の駅ビルで通り魔、女性刺され死亡

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【2008年7月23日】

京王八王子SC (2007年6月撮影)

読売新聞・朝日新聞などによると7月22日21時40分 (UTC+9)ごろ、東京都八王子市明神町3の京王八王子駅ビル9階、書店「啓文堂八王子店」で、店内に入ってきた男がいきなり、刃物で女性2人を次々に刺す通り魔事件が発生。書店のアルバイト店員で中央大学文学部4年、斎木愛(まな)さん(22歳、八王子市打越町)が男に左胸を刃物で刺され、病院に運ばれたが約1時間後に死亡、近くで本を選んでいた客の女子大生(21歳)も左胸や腕など3か所を切られて軽傷を負った。[1][2] [3]

男はそのまま逃走した。警視庁八王子署は約20分後、約300メートル離れたJR八王子駅北口付近の路上を歩いていた男の身柄を確保。[1]事情を聞いたところ、「私が刺した」と認めたため、女性店員に対する殺人未遂容疑で緊急逮捕した。男は八王子市川口町、会社員菅野(かんの)昭一容疑者(33歳)。[2][3]

菅野容疑者は、刺した2人とは面識がなく、調べに対し、「仕事がうまくいかず、両親に相談したが乗ってくれなかった。ムシャクシャして、とっさに無差別に人を殺したくなり、包丁を買って書店に向かった」と供述しているという。[3]

凶器は刃渡り約15センチの文化包丁とみられ、同店前にあるエレベーター内に落ちていた。また売り場には、菅野容疑者の名前が記された病院の診察券などが入った黒のリュックサックが落ちていた。[3]

斎木さんは本棚を整理中、客の女性はその近くで本を選んでいたところを、無言で近づいて来た菅野容疑者に襲われたという。[3]

現場は京王線京王八王子駅に隣接する地下1階、地上11階建ての複合商業ビル。開いていたのは22時まで営業の書店と、23時までのレストラン街だけだったとみられる。 [2]

調べによると菅野容疑者は、以下の状態であったという。

  • 2008年5月8日から八王子市内の金属部品製造会社で1ヶ月後から正社員に約束で働き始めた。[3]
  • 働き始めた1週間後、工作機械で右手の指3本を骨折する事故を起こして入院、休職中であった。[3]
  • 「近くの店で包丁を買って書店に行った」と供述している。[3]
  • 7月23日朝、拘置先の八王子署内で発作を起こし、救急車で病院に搬送された。[3]

出典[編集]

  1. 1.0 1.1 『八王子の駅ビルで通り魔、女性刺され死亡…容疑の男逮捕 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)』読売新聞、2008年7月23日2時15分 (UTC+9)。
  2. 2.0 2.1 2.2 『asahi.com(朝日新聞社):駅ビル書店で2人刺され1人死亡 33歳男逮捕 八王子 - 社会』朝日新聞、2008年7月23日1時30分 (UTC+9)。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 『八王子殺傷、容疑者「犯行直前に包丁購入」…動機追及へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)』読売新聞、2008年7月23日13時55分 (UTC+9)。