京都大学の実験室で爆発 大学院生1人が重傷
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【2013年1月8日】
1月7日午後4時20分頃(UTC+9)、京都府京都市左京区吉田橘町[注釈 1]にある京都大学先端科学研究棟4階のエネルギー科学研究科実験室で爆発が発生し[1][2][3]、室内で実験を行っていた同研究科2年に所属する男子大学院生(24)が転倒[3]、骨盤を骨折する全治2ヶ月の[注釈 2]重傷を負った[1][3]。延焼の被害はなかった[1][2]。
京都府警川端署の調べによると、実験室では負傷した大学院生ら2人がディーゼルエンジン用の新燃料の燃焼実験を行っていた[2]。鉄製のタンク(直径約15cm、高さ約20cm)で水素・酸素・エチレンなどの[注釈 3]ガスを混合させていたところ、タンク内で爆発が発生して[1][2][3]蓋が吹き飛んだ[3]。爆発発生時には、実験室にはこの大学院生しかいなかったという[3]。
同研究科指導教員の石山拓二教授は、「お騒がせして申し訳ない。安全体制を見直して再発防止につとめたい」と述べた[3]。
注釈
[編集]情報源
[編集]本ニュースは「産経新聞」「読売新聞」および「京都新聞」の以下の報道を情報源としている。