中央道で21台玉突き事故-長野
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【2006年9月14日】
共同通信などによると、14日午前1時頃、長野県阿智村の中央自動車道、阿智パーキングエリア付近の下り線で、大型トラックを含む21台が次々に衝突し、14名の死傷者を出した。
中日新聞によれば、最初に大型トラックがスリップのため横向きに停車し、道をふさいだ。そこに、20台の車が次々に衝突した。最初のトラックに乗っていた運転手など4名が亡くなり、1名が重体、9名が重軽傷を負った。
朝日新聞によれば、事故にあったトラックの運転手は「ブレーキをかけたが間に合わなかった。雨のため道路は氷のようにつるつるだった」と話した。
現場は半径300mの急カーブ。下り坂でスピードが出やすく、制限速度は他の箇所よりも10km/h遅い70km/hに設定されている。中日新聞によれば、2001年度からの5年間で54件の事故が発生している。この日は雨が降っていたが、天候による速度規制はなかった。
出典
[編集]- gooニュース 『中央道で21台多重事故 4人死亡、1人重体』 — 共同通信社, 2006年9月14日
- 『雨の中央道で21台事故 「氷のようにつるつるだった」』 — 朝日新聞, 2006年9月14日
- 『21台衝突、4人死亡 長野の中央道 雨で横滑りし玉突き』 — 中日新聞, 2006年9月14日
- 『死者は群馬県の母子ら 中央道事故で実況見分』 — 岩手日報, 2006年9月14日
- 『加速誘う魔のカーブ 中央道多重衝突現場 事故多発、5年で54件』 — 中日新聞, 2006年9月14日