中国 火星探査機打ち上げ成功

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2020年7月24日】

探査車のモデル

「宇宙強国」の目標を掲げる中国が、23日、火星への着陸を目指す中国が初めて火星への着陸を目指す無人探査機「天問1号」を載せた同国最大の大型ロケット「長征5号」を打ち上げた[1][2][3][4]

中国が開発した火星探査機、「天問1号」を搭載した大型ロケットが23日午後0時41分(日本時間23日午後1時41分ごろ)、南部・海南島の発射場から打ち上げられた[1][5]

探査機は、およそ36分後に予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した[1]

探査機は約7カ月かけて5500万キロ離れた火星に到着する予定[4]中国共産党創立100年に当たる2021年に着陸させて、「宇宙強国」への前進をアピールする狙いであり[1][2][3]、今回を初の火星探査ミッションと位置付けている[2]。軟着陸に成功すれば、米国に続き世界で2カ国目となる[2]

このミッションは以前「火星1号(Huoxing-1)」の名称が用いられていたが、後に戦国時代の詩人”屈原”が宇宙創造伝説などへの疑問をつづった詩をもとに「天問1号(Tianwen-1)」と命名された[6]

「天問1号」は、火星の軌道を回り続けるオービター(周回機)と、表面を走行する探査車を積んだランダー(着陸機)・ローバー(探査車)で構成されている[2][6]

火星探査機の打ち上げの成功は、中国として初めてである。来年2月ごろに火星に到達させたあと、火星の周りの軌道に入り、数ヶ月の火星周回の後、着陸機を分離して、一部を火星最大の巨大盆地である「ユートピア平原」にランダーを軟着陸させ、火星の地質構造や火星の地形、水の分布、表面の土壌の特性などを調査する計画である[2][6][7]

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 『「宇宙強国」目指す中国 火星探査機の打ち上げに成功』NHK、2020/07/23。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 『中国、火星探査機打ち上げ成功 「宇宙強国」へ21年初着陸目指す』yahoo、2020/07/23。
  3. 3.0 3.1 『中国、火星探査機打ち上げ成功 「宇宙強国」めざす』日本経済新聞、2020/07/23。
  4. 4.0 4.1 『中国、火星探査機「天問1号」を打ち上げ』AFP、2020/07/26。
  5. 『中国、火星探査機打ち上げ成功 「宇宙強国」へ21年初着陸目指す』jiji.com、2020/07/23。
  6. 6.0 6.1 6.2 『中国、火星探査機「天問1号」の打ち上げ実施 2021年に火星に到着』yahoo、2020/07/23。
  7. 『「宇宙強国」目指す中国 火星探査機の打ち上げに成功』NHK、2020/07/23。