三重県熊野沖でフェリー横転 乗員は全員救助される
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【2009年11月13日】
朝日新聞によると、11月13日5時20分ごろ(UTC+9)、東京から鹿児島の志布志港に向かっていたフェリー「ありあけ」(7910t)が、三重県熊野市沖南方約40kmで「船体が急激に傾斜した」と救助要請を出した。連絡を受けた海上保安庁はヘリコプターや巡視船で乗客7人と乗員21人全員を救助したが、乗客1人と乗組員1人が軽傷を負った。船は岸に向かって航行し、同日10時30分ごろ、熊野市沖約200mの浅瀬で座礁し、右に横転した。
産経新聞によると、「ありあけ」の松元浩人船長(49)が三重県尾鷲市の尾鷲海上保安部で13日午後に記者会見し、「左舷辺りに約8メートルの巨大な三角波を受けた。波で船が傾斜し積み荷が崩れたと思う」と船が傾いた時の事を証言した。「何とか人命が損なわれず、よかった」と安堵の表情を見せた。
情報源
[編集]- 『三重県熊野沖でフェリー横倒し 全員救助、2人けが』 — 朝日新聞社, 2009年11月13日12時30分(UTC+9)
- 『【フェリー横転】船長「巨大な三角波受けた」』 — 産業経済新聞社, 2009年11月13日19時30分(UTC+9)