三重県四日市市議会議員が宮崎での口蹄疫被害に「知事と農水相は腹を切れ!!」

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2010年5月23日】

毎日新聞によると、三重県四日市市市議会議員の諸岡覚(さとる)氏(39歳)が自らの開設したブログで、宮崎県で感染拡大が拡がりつつある口蹄疫の対応について、「(東国原英夫宮崎県知事と(赤松広隆農林水産大臣は腹を切って死ぬべきだ!!」とする批判の書き込みをしていたことが5月22日までに明らかになった。

毎日新聞によると諸岡市議は5月20日夜の書き込みで宮崎県の口蹄疫に対する対応について「第1号の感染牛を見逃して1ヶ月近くも放置した県は万死に値する。あんなわかりやすい病気を『ただの発熱』だと処理した。バカじゃないか!!」「県から要請を受けても放置した国は同等のバカだ!!」と批判。最後に「腹を切って死ぬべきである!!」と締めくくっている。

朝日新聞によると、諸岡市議あてに上記の書き込み後批判のメールが30件以上寄せられ、その後「世間の空気を読めてませんでした。素直に反省します」と謝罪して、当該記事を削除したが、掲示板で更に批判が高まり、中傷を含め批判は1000件以上にも及んだ。その為5月21日朝、改めて「不見識でかつ不謹慎な発言だったと反省し、おわびします」と謝罪した。朝日新聞の取材に対し諸岡市議は「最初の感染牛が判別しづらい症例とは知らず、宮崎県の初動が遅いと思い込んでいた。『腹を切って死ぬべき』というのはブログでの決め台詞で以前からよく使っていた」と弁明していたという。

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