ロドリゴデトリアーノ死す - 欧州の92年最優秀3歳牡馬
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【2014年8月8日】 日本軽種馬協会は8月5日、種牡馬として活躍し、静内種馬場で余生を過ごしていたロドリゴデトリアーノが肺炎による呼吸不全のため、8月5日の午前死亡したことを発表した[1]。
ロドリゴデトリアーノは1992年にアイルランドの「2000ギニー」およびイギリスの「2000ギニー」の2つの「2000ギニー」競走を制覇。G1で5勝の実績を出してみせ、この年のヨーロッパ最優秀3歳牡馬に選ばれた。競走生活を終えた後は1993年から2013年までの間にかけて、静内種馬場を中心に種牡馬として活動、1998年のオークスなど重賞を4勝したエリモエクセルや、G2を4勝したスーパーホーネットなどを輩出した[2]。
ロドリゴデトリアーノは日本軽種馬協会が所有する種牡馬として1997年と1998年に史上初のシャトル種牡馬ともなったほか、種牡馬引退の2013年には七戸種馬場で共用された[3]。種牡馬引退後は、静内種馬場で功労馬として繋養された[1]。
静内種馬場の中西場長は「これからは功労馬として余生を送り、少しでも長生きしてほしいと思っていたので残念です。JBBA(日本軽種馬協会)初のシャトル種牡馬として、ニュージーランドへ空輸したことなどが思い出されます」と、ロドリゴデトリアーノの労をねぎらった[3]。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 『ロドリゴデトリアーノ死ぬ エリモエクセルなど輩出』 — スポーツ報知, 2014年8月5日
- ↑ 『ロドリゴデトリアーノが死す』 — 日刊スポーツ, 2014年8月5日
- ↑ 3.0 3.1 『92年欧州最優秀3歳牡馬ロドリゴデトリアーノ死ぬ』 — サンケイスポーツ, 2014年8月5日