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ロシア大統領選挙、プーチン首相が大統領に復帰

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2012年3月5日】

2012年ロシア大統領選挙で当選したプーチン首相

読売新聞朝日新聞によると、ロシア大統領選挙は、3月4日夜(モスクワ時間(UTC+2)。日本時間(UTC+9)では5日未明)に即日開票された。

読売新聞によると、ウラジーミル・プーチン首相(59歳)が約64%の票を獲得し、4人の対立候補に大差を付け当選した。朝日新聞によれば、プーチン氏は第1回投票で過半数の票を獲得した。

読売新聞によると、プーチン氏は5月7日大統領に就任。4年ぶりの大統領復帰で、通算で3期目となる。プーチン氏は2000年以降、大統領や首相として強大な権力を掌握してきており、今後も、国民からの信任を背景に統制色の強い国家運営を続ける可能性が高いが、彼の強権的な政治手法に反感を持つ中間層に対する配慮も迫られそうである。

朝日新聞によると、プーチン氏は4日午後11時前に、クレムリン(大統領府)傍のマネージ広場に、「双頭体制」を組むメドベージェフ大統領と共に姿を見せ、勝利宣言を行なった。プーチン氏は支持者を前に、「大多数の支持を得た『清い勝利』である。我々は勝とうと約束した。そして我々は勝利した」と力を込めて呼び掛けた。 2011年12月下院選における不正疑惑を切っ掛けに、ロシア全土で大規模な「反プーチン集会」が相次いできており、その逆風を跳ね返す今回の勝利に万感の思いがこみ上げたのか、プーチン氏は目からが溢れていた。

読売新聞が同国中央選管の5日午前7時現在(日本時間同日正午)の集計として伝えたところによると、開票率97.47%の段階でプーチン氏は3,300万超の票を得、得票率は64.06%と過半数を獲得、決選投票を待つこと無く、1回目の投票で勝利を決定付けた。

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