ヨルダン、東方正教会のエルサレム新総主教を正式に承認

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2005年9月23日】 19日のAFP通信によれば、ヨルダンは国王勅許状をだし、テオフィロス3世(フェオフィル3世)を東方正教会エルサレム総主教として正式に承認した。

英語版ウィキペディアによれば、テオフィロス3世は8月22日に教会会議で第141代エルサレム総主教として選出された。

東方正教会の教会法と慣習では、総主教の人事は地元の政府に承認されなければならない。エルサレム総主教庁の場合、ヨルダン、パレスチナ自治政府、イスラエルの承認が必要となる。22日のアジアネットによれば、パレスチナ自治政府当局者が声明を出し、昨日アッバス大統領がテオフィロス3世の総主教選挙を承認したと発表した。一方、東方正教会の高位聖職者アリスタルコス大主教はパレスチナとイスラエルからの正式な承認はまだであるとしているが、進展には希望をもっているとしている。

AFP通信やウィキペディア英語版によれば、前任者のイリネオス(イリネイ)前総主教は教会不動産の処分をめぐり、今年5月に教会会議の決定で解任された。エルサレム旧市街のパレスチナ系住民の多い地区の土地を、イスラエルの開発業者に売却したことが問題となったもの。イリネオス前総主教はのちに主教の地位も剥奪された。アジアネットは、アリスタルコス大主教の発言として、イリネオス前総主教は現在は一修道士としてエルサレムの自室で日々をすごしていると伝えた。

ウィキペディア英語版によれば、イリネオス前総主教の解任をヨルダンとパレスチナ自治政府は7月には承認していたが、イスラエルは公式な回答を行っていない。ただし2005年3月に、イスラエルの地方裁判所が、イリネオス前総主教を選出した2001年の教会会議の選挙自体が無効だったとする判断を示している。

テオフィロス3世は1952年ギリシャ生まれ。アテネ大学で神学を学んだ。1964年からイスラエルにおり、総主教に選出されたときにはイスラエル国内のタボル大主教の職にあった。

Wikipedia
英語版ウィキペディアPatriarch Theofilos III of Jerusalemに関する記事があります。

出典[編集]