マイクロソフト、2億8,050万ユーロの罰金を不服として提訴
【2006年10月4日】
ロイターなどによると、マイクロソフトは、2日、欧州委員会が7月12日に科した2億8,050万ユーロの罰金が不服であるとして、ルクセンブルクの欧州第一審裁判所に提訴した。
ガーディアンによれば、欧州委員会は、マイクロソフトが独占禁止法に違反しているとして、7月12日に、2億8,050万ユーロの罰金を科したが、マイクロソフトはこれを不服として提訴したものである。マイクロソフトは2004年に4億9,700万ユーロの罰金を科されており、今回の罰金は、その後の是正が十分でないとして科せられた。なおさらに7月31日以降1日当たり300万ユーロの罰金が科されている。
出典
[編集]- ロイター 『MS、欧州委員会の追加罰金に控訴』 — ITmedia, 2006年10月4日
- ロイター "Microsoft appeals $356M antitrust fine"。CNN、2006年10月3日。
- "Microsoft appeals €280m commission fine"。RTÉ、2006年10月3日。
- Stephen Castle "Microsoft appeals against €280m market abuse fine"。Independent News and Media Limited、2006年10月4日。
- "Microsoft hit with 280m euro fine"。BBC、2006年7月12日。
- Mark Tran "EU hits Microsoft with €280.5m antitrust fine"。Guardian Newspapers Limited、2006年7月12日。