ペルーの政党、フジモリ氏を大統領候補に届け出
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【2006年1月8日】
共同通信によると、ペルーの政党「シ・クンプレ」が、6日、中央選管である全国選挙評議会 (JNE) にアルベルト・フジモリ元大統領を4月9日の大統領選挙に候補者として届け出た。同評議会は書類を受け取った。
元大統領に候補資格が認められるかどうかは、1月中に決まる見込み。元大統領は、大統領選のために2005年に日本からチリに渡ったが、拘束されている。12月にはペルーの国会で10年間の公職追放決議を受けており、全国選挙評議会が立候補届け出を認めないと見られている。
産経新聞によると、届け出に先立ち、支持者約2,000人が首都リマを行進した。フジモリ氏の長女ケイコ氏も行進に加わった。ケイコ氏が代表を務める選挙連合「未来連合」も大統領候補者を立てる準備をしたが、候補者名は明らかになっておらず、日本経済新聞によれば候補者を出さないことになった。
出典
[編集]- 共同通信 『フジモリ氏が立候補届け出 ペルー大統領選』 — 河北新報社, 2006年1月6日
- 共同通信 『フジモリ氏が立候補届け出 大統領選、復権へ正念場』 — 河北新報社, 2006年1月6日
- 岩城聡 『ペルーのフジモリ支持派、6日に元大統領の立候補届け出』 — 日本経済新聞, 2006年1月6日
- 共同通信 『フジモリ氏が立候補届け出 ペルー大統領選』 — 産経新聞, 2006年1月7日