パトカーに追跡されていた車、タクシーと衝突 ひき逃げで逮捕
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【2016年6月2日】
2016年6月2日の午前1時25分ごろに大阪市淀川区の交差点で、大阪府警の第2方面機動警ら隊に所属するパトカーに追われていたワゴン車がタクシーと衝突する事故が発生した[1]。タクシーの運転手は病院に搬送後、死亡したことが判明した[1][2]。
事件の発端は、2日の午前1時20分すぎに衝突現場から約1.3キロ離れた淀川区の路上で無灯火のワゴン車を巡回していたパトカーが発見したことによる[1]。パトカーが赤色灯を点灯させたとたんに、近くにいた容疑者が車両を急発進させ逃走を試みたため、パトカーによる追跡を開始した[1]。パトカーは600メートルほど離れた路上でワゴン車を見失ったものの[2]、その後タクシーと衝突したワゴン車を発見した[1]。なおワゴン車は衝突現場からさらに逃走して約1.3キロ離れた場所へ乗り捨てられていたという[1]。
ワゴン車を運転していた容疑者である大阪の豊中市で飲食業を営んでいる男は、同日午後3時になり淀川署へ出頭しており[1]、容疑者は過失致死とひき逃げの疑いで逮捕された[1]。男は調べに対し、「事故を起こしてしまい、パトカーが来たため逮捕されると思い逃げた。」と供述した[1]。大阪府警第2方面機動警ら隊の坪内一晶副隊長は「亡くなられた方がいるのは心が痛むが、現時点では、追跡行為は適正であったと考えている」とコメントした[1]。