パウエル、100メートル走でまた世界新「9秒74」
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【2007年9月10日】
日本経済新聞によると、9月9日(UTC+2)にイタリアのリエーティで行われた陸上の世界大会、リエーティ・グランプリの男子100メートル予選で、ジャマイカのアサファ・パウエルが9秒74の世界新記録を樹立した。これまで自身が保持していた9秒77の記録を更新する形となった。
追い風1.7メートルという条件下で好スタートを切り、最後はやや力を抜きながらゴール。また、決勝戦では無風と言う条件下で9秒78というタイムを残し、実質上予選タイムを上回る形となった。パウエルは03年の世界選手権で失格、04年は9秒台を9回マークしながらアテネ五輪5位、07年の大阪陸上では3位という結果に終わっており、今回が規模の大きい大会での初優勝となった。
出典
[編集]- 共同通信 「パウエルが9秒74の世界新、0秒03短縮・陸上リエティGP」。『日本経済新聞社』、2007年9月9日。
- デイリースポーツ 『パウエル 出た!!世界新9秒74』 — デイリースポーツ, 2007年9月10日
- CHUNITI WEB 『パウエル世界新9秒74 自身の記録0・03秒更新』 — 中日新聞, 2007年9月10日