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ネパール・首都カトマンズで大規模デモ

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2006年4月21日】

ネパールの位置
RedDot.png
ネパールの地図
カトマンズの位置(RedDot.png

ネパールギャネンドラ国王に対する抗議運動が活発化している。現地時間4月20日(UTC+5:45)には、首都カトマンズで7つの政党など約10万人が参加するデモが行われ、デモ隊と治安部隊の衝突により3人が死亡、100人前後が負傷した。6日からの死者数の合計は15人に達した。

朝日新聞や読売新聞によると、今回のデモは7政党が国民に呼びかけて計画していたもの。同国政府は20日午前2時から午後8時までの18時間の外出禁止令を発令したものの、デモは街の幹線道路沿いで行われた抗議行動から始まり、10万人を超える規模に拡大した。街の中心部へとせまるデモ隊に対し、治安部隊が催涙弾を使用、ゴム弾や実弾で発砲するなどして多数のデモ参加者が負傷した。衝突現場へ来る救急車なども少なく、負傷者が救出されていないところもあるという。

産経新聞によれば、インドが国王に特使を派遣して会談を行ったものの、国王は和解を拒否している。また、ネパール共産党毛沢東主義派がデモに加わっている可能性もあるとしている。

NepalnewsやReutersによると、国王への抗議行動の発端は、総選挙が遅れたことで2005年2月に国王が非常事態宣言を発表して内閣を解散させ、直接統治を始めたことだった。国王は2007年までに総選挙を実施するとしているものの、7政党はこれを信用できないとしており、政党政治による民主主義復活を掲げて今月6日からデモを開始した。同様のデモはネパール国内の十数の大都市でも行われたという。

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