ナイジェリアでパイプライン爆発、200人が死亡
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【2006年5月13日】
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ナイジェリアのラゴスから約40km東の漁村で現地時間12日、ナイジェリア国立石油 (NNPC) の石油パイプラインが爆発した。およそ200人が死亡したとみられている。
現地赤十字のスポークスマンは「大きな火災が起き、多くの人が亡くなりました。」と語った。石油盗がパイプラインの亀裂から石油を盗む最中に、パイプラインに穴を開ける際の火花が原因で爆発が起きたという。現場一帯は貧困層の住民が暮らす地域で、石油を盗む行為がたびたび繰り返されていたという。同国では、1998年にもパイプラインが爆発して約1,000人が死亡する事故が発生している。
ナイジェリアは産油量世界5位で、アフリカ最大の産油国。貧困層が暮らす地域を通るパイプラインは他にも数多くあるという。
英語版ウィキニュースからの翻訳を含みます。
出典
[編集]- 『パイプライン爆発、150人以上死亡か…ナイジェリア』 — 読売新聞, 2006年5月13日
- "Scores die in Nigeria oil blast"。BBC、2006年5月12日。
- "200 Feared Dead in Nigeria Oil Blast"。The Tribune Democrat、2006年5月12日。
- "Deadly pipeline explosion hits Nigeria"。Aljazeera.net、2006年5月12日。
- "150 Feared Dead in Lagos Pipeline Explosion"。Thisday online、2006年5月12日。