トルコのイスタンブール中心部で爆発 テロの可能性も
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【2016年1月12日】
トルコのイスタンブールの中心部で、1月12日に爆発が発生した[1]。イスタンブールの県知事は10人が死亡、15人が負傷したことを明らかにした[2]。なおイスタンブールにある日本総領事館には、この爆発で日本人が巻き込まれたという情報は入っていないという[2]。
トルコの放送局であるCNNトルコは捜査当局の話として、この爆発は自爆テロの可能性があると伝えている[3]。その為、トルコ当局では爆破テロの可能性もあるとみて捜査を進めている[4]。また、トルコの地元警察では、次なる爆発に備えるため、現場の立ち入りを規制[5]。
爆発の現場は、旧市街にあるスルタンアフメット広場というところで、この一帯はユネスコの世界遺産に指定されている[1]。また、現場の周囲にはブルーモスクやアヤソフィア博物館がある[1]。なお、この現場付近では2015年1月にも極左勢力の女性が自爆テロを敢行している[6]。
情報源
- ↑ 1.0 1.1 1.2 イスタンブール=佐野彰洋 『イスタンブールの観光名所で爆発、負傷者の情報』 — 日本経済新聞, 2016年1月12日
- ↑ 2.0 2.1 イスタンブール=佐野彰洋 『イスタンブールで爆発、10人死亡 自爆テロの可能性』 — 日本経済新聞, 2016年1月12日
- ↑ 『イスタンブールの爆発、死者10人、自爆テロか 現場はブルーモスク立ち並ぶ観光名所』 — 産業経済新聞社, 2016年1月12日
- ↑ カイロ=溝田拓士 『イスタンブール歴史地区で自爆テロ、10人死亡』 — 読売新聞社, 2015年1月13日
- ↑ イスタンブール=春日芳晃 『イスタンブールで爆発10人死亡 ISとトルコ首相断言』 — 朝日新聞社, 2016年1月13日
- ↑ 『トルコ・世界遺産近くで爆発25人死傷 テロの可能性』 — テレビ朝日, 2016年1月12日