チュニインター機ATR-72墜落事故 燃料計取り付けミスが原因

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2005年9月9日】

事故機と同型のATR-72、定員74人の旅客機(参考)
より小型のATR-42、定員40人から50人の旅客機(参考)

先月8月6日にシチリア島沖で起きたチュニジアの航空会社チュニインター機TU1153便(ATR-72)の墜落事故の原因が判明したと、イタリア国家航空保安局が発表した。同航空会社のエンジニアにより、航空機に誤った種類の燃料計が取り付けられていたためと伊航空保安局では結論した。取り付けられた燃料計は、より小型のATR-42向けのものだった。

燃料計によって示された燃料の状態が間違っていたため、パイロットは飛行機が必要とする燃料を少なく見積もり、出発前にイタリアのバーリ空港で燃料を補給した際に、必要とされる量より少ない燃料を積載することになった。飛行機は飛行中に燃料を使い切ったが、計器は燃料がまだあると表示していた。

チュニインターはチュニス航空の子会社。イタリア国家航空保安局(ANSV) によるこの結論を受けて、イタリア民間飛行局(ENAC) はイタリアでのチュニインターの民間航空機運行免許を停止した。すでにヨーロッパの航空当局者には、ATR-42とATR-47に取り付けられたすべての燃料計を検査するよう警告が出されている。

報道によれば、8月6日に起きたこの事故では、シチリア島空でトラブルのため、飛行機はパレルモに緊急着陸を図ったが、その途中でエンジンがストップし、飛行機が地中海に墜落した。AP通信によれば、16人が死亡している。

英語版ウィキニュースの翻訳を含みます。

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