セ・リーグ、2007年度からのプレーオフ開催検討へ
表示
【2005年9月7日】
日本プロ野球・セントラル・リーグ理事会が9月5日東京で開かれ、2007年度のシーズンを目途としてプレーオフ制度を行うことを前提にした検討を行うことで合意。横浜ベイスターズの田中浩常務を座長とした検討会で話し合いを持ち、2006年度の交流試合期間中に具体策をつめることになった。9月5日、各種報道機関が伝えた。
当初は2006年度からのプレーオフ導入を検討していたが、一部の参加チームから了承を得ることが出来なかったために採用は見送られ、今後検討会で参加各チームの意見を基にして具体的な方法を詰めると読売新聞は伝えた。
現在、日本のプロ野球ではパシフィック・リーグのみがプレーオフ制度を採用している。2004年度からパ・リーグではレギュラーリーグの上位3チームのトーナメント方式を実施しているが、この方式に関してはセ・リーグの各参加チームに反対意見が多い。またサンケイスポーツによれば、選手会や読売ジャイアンツなどの一部チームではセ・パ両リーグ統一方式による「ポストシーズントーナメント」の構想があるという。
なお、朝日新聞によれば、現在セ・リーグでは2001年度から勝率と勝ち星数のトップチームが異なった場合に最大3試合のプレーオフ戦を実施することを制度化している。
出典
- 『セ・リーグ、「07年からプレーオフ実施検討」合意』 — 産経新聞, 2005年9月5日
- 『セ来季プレーオフは困難…中日・伊藤代表「反対の立場です」』 — サンケイスポーツ, 2005年9月5日
- 『ポストシーズン試合、セリーグが07年以降に導入検討』 — 読売新聞, 2005年9月5日
- 『セのプレーオフ、来年は見送り 再来年導入目指す』 — 朝日新聞, 2005年9月6日