セルビア、NATO空爆で壊れた橋が再建される
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【2005年10月14日】
セルビア・モンテネグロ共和国内セルビア共和国ノヴィ・サド(北緯45度15分東経19度51分)で、ドナウ川にかかる橋がこのほど開通した。1999年のコソボ紛争で北大西洋条約機構(NATO)の空爆により破壊された橋のひとつ。6年ぶりに交通が回復することになった。
橋が破壊されたことで、残骸によりドナウ川の河川交通も途絶していた。6年間の間、残骸のために船の航行は限定された範囲でのみ可能だった。仮設橋は週に3日のみ船に対して開放されていた。
8日土曜日、橋が開通すると、大きな興奮が市に沸き起こった。8日の開通式には欧州連合各国から来賓が出席した。市長が開通を宣言し、橋の交通が解禁された。開通を祝う祝賀行事は11日まで催された。「平和の橋」と名づけられた新しい橋の建設費用は、3,400万ユーロを要した。
ドイツ語版ウィキニュースからの翻訳です。
出典
[編集]- "Zerstörte Donau-Brücke in Serbien fertig - Kontroverse um Eröffnungszeremonie ohne EU"。Deutschlandradio、08.10.2005, 08:00 Uhr
- "„Freiheitsbrücke“"。Die Neue Epoche、12.10.2005, 09:10 Uhr