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スペインサッカー・エスパニョールの新キャプテン・ハルケ選手急逝

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
急逝したハルケ選手の在りし日の勇姿(GFDL資料)

【2009年8月11日】

CNNによると、スペインサッカーリーグエスパニョールダニエル・ハルケ選手が8月8日(UTC+2=イタリア夏時間。日本時間から見て-7時間 以下同)、シーズン前のキャンプを張っていたイタリア・コベルチャーノにある宿舎のホテルで急死した事が、同クラブから発表された。26歳。死因は心臓発作と見られる。

デイリースポーツによると、エスパニョールは8月5日からイタリアキャンプを開催。ハルケ選手が死去した8日は練習を休みとしており、何人かの選手は観光に行っていたが、ハルケ選手は体調不良を訴えて静養。ホテルの一室でハルケ選手の恋人(妊娠7ヶ月)と電話で会話をしていたが、突然話すのをやめた。不審に思った恋人が他の選手に連絡をして部屋に駆けつけたところ、ハルケ選手は意識不明になっていた。ハルケ選手は12歳の頃からエスパニョールの下部チーム組織でプレーし、2002年から1軍入り。今年7月にキャプテン就任が決まったばかりだった。

中日スポーツによると、エスパニョールは急遽イタリアキャンプを切り上げ、8月9日チャーター便でスペインバルセロナへの帰路に着いた。今年度から入団する中村俊輔選手も関係者を通して「まだ信じられない。自分ではどうすることも出来ない。途方にくれている」と、ハルケ選手急逝に大きなショックを受けていた。

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