ジャイアントパンダ「リンリン」死亡 - 東京・上野動物園、パンダが不在に
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【2008年4月30日】
30日午前1時56分(UTC+9)、東京都台東区にある恩賜上野動物園 (通称: 上野動物園) のジャイアントパンダ「リンリン」(オス・22歳7ヶ月)が慢性心不全で死亡した。同園ウェブサイトは同日これを伝えた。
毎日新聞によると今年4月初めから動きが鈍くなり、食べる量が通常の5分の1となっており、ビタミン剤の投与を受けるほど体が衰えていた。4月22日、26日、29日は公開を中止していた。30日朝、出勤した職員がプールで座り込んで死んでいる「リンリン」を発見。監視カメラを再生すると、30日午前2時ごろに息を引き取ったと分かった。
同新聞によると、「リンリン」は1985年9月に中国の北京動物園で生まれ、1992年11月に7歳で来日した。2001年から2005年にかけてメキシコに3回渡り、人工繁殖を試みたものの全て失敗した。「リンリン」は人間でいうと70歳ほどに相当する日本最高齢のパンダであった。
出典
[編集]- 『ジャアントパンダ「リンリン」、死亡しました』 — 東京動物園協会, 2008年4月30日
- 『リンリンの死因』 — 東京動物園協会, 2008年4月30日
- 『動物取扱業に関する表示』 — 東京動物園協会, 2008年4月30日閲覧
- 『(財)東京動物園協会』 — 東京都, 2007年10月1日現在(2008年4月30日閲覧)
- 市川明代、須山勉 『リンリン死ぬ・・・展示中止し、療養中 上野動物園』 — 毎日新聞, 2008年4月30日10時59分(最終更新4月30日15時00分)
外部リンク
[編集]- 『ジャイアントパンダの「リンリン」が死亡しました』 — 東京都, 2008年4月30日