ジェットブルー航空機、ロサンゼルス空港に緊急着陸

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
炎を上げながら着陸

【2005年9月22日】

アメリカ合衆国で、21日午後3時(太平洋夏時間、UTC+7、日本時間22日午前7時)過ぎにロサンゼルス近郊のバーバンクのボブホープ空港を離陸した旅客機の前輪が横向きになったまま動かなくなり、午後6時20分(同、日本時間22日午前10時20分)ロサンゼルス国際空港に緊急着陸した。NHK、CNN、朝日新聞、読売新聞などが伝えた。

航空機は米国ジェットブルー航空の国内線旅客機、ニューヨーク行き292便のエアバスA320。乗客乗員合わせて146人が乗っていた。

車輪が動かなくなったため緊急着陸が避けられないと判断したパイロットは、はじめは最寄りのロングビーチ空港を目指したが、ロサンゼルス国際空港に変更。燃料を太平洋上に捨てながら約3時間ロサンゼルス近郊を旋回した。前輪をなるべく使わないため、通常よりも機首を上げた姿勢で着陸に臨み、後輪から滑走路に下りた。横を向いて正常に作動しない前輪から、摩擦による煙、続いて炎が上がったが、着地から約50秒後に無事に停止した。けが人は報告されていない。

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