シラク仏大統領、視覚障害で入院
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【2005年9月4日】
フランスのジャック・シラク大統領が、2日夕方(欧州夏時間、UTC+2、日本時間2日深夜から3日未明)、パリ市中央部のヴァル=ドゥ=グラス陸軍病院に入院した。3日、仏大統領官邸が発表した。病院が報道機関に出した声明によると、シラク大統領は血管の異常に伴う視覚障害をわずらっており、数日内に障害から回復すると見込まれている。入院は少なくとも1週間となる予定。
入院期間中に予定されていた会談は日程を変更する。日本経済新聞によれば、6日に、ドイツでの独仏首脳会談が予定されていた。一方、通常の執務は、ドミニク・ドビルパン(ド・ヴィルパン)首相が代行する。
3日、首相はアメリカ合衆国のブッシュ大統領を訪問し、アメリカのハリケーン「カトリーナ」の被災支援を申し出ている件など、緊急の案件について意見を交換した。
英語版ウィキニュースの翻訳を含みます。
出典
- "Jacques Chirac hospitalisé pour une semaine". TF1, September 3, 2005
- "Communiqué de la Présidence de la République.". office of the President of France, September 3, 2005
- 『仏大統領、視覚障害で入院・血管系の問題が原因か』 — 日本経済新聞, 2005年9月3日