サッカーくじ、2008年から新くじ導入へ

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2008年2月15日】 時事通信によるとスポーツ振興くじ(toto)を主催している日本スポーツ振興センターは2月14日、2月23日から発売を開始する今シーズンから新しいくじ「BIG1000(ビッグセン)」を新発売することを明らかにした。

このくじは1口200円。Jリーグ公式試合のうち各節につき11試合の結果をコンピュータが自動的に選ぶというものである。当せん(配当)金は全11試合を正解する場合の1等から3試合外しの4等までが受け取れる。1等の理論値による当せん確率は17万7147分の1。中日スポーツによると、1等の最高当せん金上限は2億円、キャリーオーバー(繰り越し金)は4億円で、これは「ミニビッグ」と同様で、また売上額から算出した1等の理論値による当せん金は1000万円となり、14試合を対象とした「ビッグ」よりも当せんしやすいことが特徴とされている。

時事と中スポによると近年のサッカーくじは売り上げが低迷傾向にあったが、最高当せん金6億円のかかったビッグの人気から2007年度は売り上げ見込み520億円(中スポ掲載の数値)と急上昇した。主催者は今後この程度の売上高を記録すれば2006年度に260億円以上を抱えていた累積赤字が2年後には完済できるだろうという見通しを示しているが、1等100万円が理論値とされる「ミニビッグ」の売り上げに影響するのではという指摘もある。

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