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ガソリン価格、また値上げ―レギュラーは140円台に

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2006年8月1日】

神戸新聞、スポーツニッポンによると、日本の石油元売の大手各社は1日、ガソリンの卸価格を値上げした。これにより日本国内の多くのガソリンスタンドでレギュラーガソリンの価格が1リットル (L) あたり140円を超えることとなった。

新日本石油は、原油価格の上昇と為替レートが円安となったことが要因としており、同社では前日までの価格に比べ4.3円/Lの値上げとなった。これは、今年3月との比では14.8円/Lもの値上げとなる。

神戸新聞によれば、今回値上げした石油元売は新日本石油、出光興産ジャパンエナジー昭和シェル石油など。エクソンモービルは既に、7月29日に値上げしている。石油情報センターによると、7月の日本全国のレギュラーガソリンの平均価格は137円/Lだった。

フジサンケイビジネスアイによれば石油元売各社の卸価格の上げ幅は、新日本石油が4.3円、出光興産が5.2円、ジャパンエナジーが5.5円、昭和シェルが6円、エクソンモービルは6.6円。

スポーツニッポンによると、ガソリン高騰の煽りを受け、サトウキビの価格が上昇したため、サトウキビから造られる砂糖が減少し、価格も急上昇しているという。これは、世界的にエタノールを燃料とする自動車が増えており、サトウキビがエタノールの原料として使用されているためである。他にも、トイレットペーパーや食用油などの価格が上昇しているという。

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