イラン、核開発を続けることを決定

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2005年9月20日】

イランの核は何を目指す?

イランマフムード・アフマディーネジャード大統領は、イラクは核エネルギー開発を進めることを決定したと17日、国際連合(国連)総会での演説で発表した。同時に、アフマディーネジャード大統領は、イラクは核兵器開発を行わないと述べた。

アフマディーネジャード大統領は、計画への国際査察を受け入れる意向を示し、この計画が平和目的であるとの主張を繰り返した。

国連総会での演説で、アフマディーネジャード大統領はイラクが核エネルギーを利用する権利をもっているとという意見を明確に述べ、この計画をイラクが推進することを拒むなら国際社会は「核のアパルトヘイト」を実行することになるとした。「強国による過剰な要求に我々は屈しないだろう」と大統領は述べ、イラクに核利用をやめさせようとする国際社会の圧力を拒絶した。

大統領は、核プログラムについての対話は再開されるべきだとし、今回は南アフリカなどの国も参加するべきだと述べた。8月にイランがウランの転換作業をはじめたことを受け、イギリス、ドイツ、フランスは合意違反であるとして、8月末から対話を拒絶している。

大統領の演説の内容は、アメリカ合衆国や他の国がイランに期待していたものとは違っていた。コンドリーザ・ライス米国務長官は国連に対し、イラクが核をもちたいとする意欲は危険であると警告していた。あるイギリス政府高官は「国際原子力機関(IAEA)での仕事仲間にすぐ相談したくなるような、実りのない演説だった」と語ったと伝えられている。

IAEAは19日、本部のあるウィーンで理事会を開幕した。イラクの核開発計画が議論される予定。日本経済新聞などによると、イギリス、ドイツ、フランスは、国連安全保障理事会へのイラン問題の付託を目指し、他の理事国に働きかけを行っている。一方、エルバラダイIAEA事務局長は、冒頭演説で、イランの核政策を批判する一方、理事国に付託を回避しIAEAの枠内で事態を解決への努力を呼びかけた。

英語版ウィキニュースの翻訳に基づきます。

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