イタリア語版ウィキペディアが停止 - 通信傍受法への抗議で

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2011年10月6日】

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10月4日、イタリア語版ウィキペディアが全記事の公開を停止し、記事にアクセスすると抗議文へ飛ばされるようになった[1][2]ベルルスコーニ首相議会に提出した「DDL intercettazioni」(通信傍受法)という法案への講義が目的だ[1][3]。現在は再開しているが、全ページの上部に抗議文を記載している[4]

議会に提出された法案は全てのウェブサイトに対し、当事者がコンテンツの内容を「名誉を傷つける」と感じた場合、その信頼性や情報源、内容の真偽に関わらず訂正を求めることができるというもの。訂正を求められた側は48時間以内に内容を訂正することが義務付けられる。また、現在の法案では訂正の申し立てに対して第三者による内容の検証は必要とされておらず、当事者が「名誉を傷つけられた」と申し立てればコメントなしに訂正した版を掲載しなければならない[1][2][3]。従来ウィキペディアは中立性や独立性を尊重しつつ、必要に応じて利用者が内容を検証し訂正を行い、場合によっては削除という対応を取ってきている[1][3]。イタリア語版コミュニティは法案の内容について「自由や中立性が損なわれる」と主張している[1][2]

情報源[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 『Wikipedia:Comunicato 4 ottobre 2011』ウィキペディアイタリア語版、2011年10月6日。
  2. 2.0 2.1 2.2 共同通信 『イタリア語版ウィキペディアが停止 プライバシー法案に抗議』毎日新聞、2011年10月6日。
  3. 3.0 3.1 3.2 『イタリア語版Wikipediaが公開を停止』ITmedia、2011年10月6日。
  4. 末岡洋子 『Wikipediaイタリア版、全ページに抗議文を掲載して新法案に反対』マイコミジャーナル、2011年10月6日。

外部リンク[編集]