アメリカ中間選挙、上下両院、州知事とも民主党が過半数獲得

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アメリカ国会議事堂(資料)(CC-by-sa)

【2006年11月9日】

産経新聞によれば、7日に投票が行われたアメリカ合衆国の中間選挙で、民主党が躍進し、上下両院で過半数の議席を獲得した。また州知事選挙でも民主党候補が過半数の州で州知事となった。

7日の投票では、下院の定数435すべてと、上院定数の内改選33議席、50州の内36州の州知事職が争われた。

上院[編集]

共同通信によれば、上院では、民主党が民主党系無所属2議席を含めて100議席中過半数の51(当選24、非改選27)を確保した。共和党が49(当選9、非改選40)である。

最後まで未確定だったバージニア州で、民主党のウェッブ候補が共和党現職のアレン議員を7,000票リードしたが、共和党のアレン候補が今月27日の最終結果確定の後に再集計が求める可能性が取りざたされていた。しかし、産経新聞によれば、アレン候補の側近は、今後結果が変わらなければ再集計を求めないという方針を明らかにした。

朝日新聞によれば共和党の副大統領が議長を務めるため、議決で1票を持ち、もし、バージニア州の議席を共和党が押さえれば共和党がかろうじて過半数を保つこととなったはずだった。

下院[編集]

産経新聞によれば、下院は、435議席の内、民主党が229議席、共和党が203議席となった。未確定が3議席だが、いずれも民主党候補がリードしている。

州知事[編集]

朝日新聞によれば、50州の内、36州で選挙が行われた。民主党が28(当選20、非改選8)、共和党が20(当選14、非改選6)の州の知事となった。2州は未確定。

出典[編集]