びわこ成蹊スポーツ大学の野球部内で集団暴行、ブログの内容に立腹
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【2010年8月3日】
読売新聞・朝日新聞によると、びわこ成蹊スポーツ大学(大津市)硬式野球部所属の1年生の男子部員(18歳)が、別の1年生の男子部員4人(18~19歳)から集団暴行を受け、顎を骨折するなど約3か月の重傷を負い入院していることが判明した。
読売新聞によると、同大学の話として、硬式野球部は7月24日(UTC+9)に練習場の清掃を実施したが、その際、1年生部員37人中22人が参加しなかった。このため、被害を受けた部員が、自らのブログに「清掃をしないやつは辞めてもらいたい」と書き込んだが、このことに、1年生部員4人が立腹。同26日昼頃に部員を呼び出し、数分間、顔や腹を殴るなどした。現場には別の1年生部員1人がいたが、暴行を止めなかったという。
朝日新聞によると、被害に遭った男子部員は、同日に同大学内の保健センターで治療を受けたが、このことで大学側が事件を把握した。
読売新聞によると、同大学硬式野球部は、京滋大学野球リーグ2部に所属している。大学側は、事実関係を把握した後、翌27日から対外試合などの活動を自粛し、8月2日に京滋大学野球連盟に報告。また、朝日新聞によれば、滋賀県警大津北署は、関係者から事情を聴く方針である。
朝日新聞によると、硬式野球部長の大久保衛・同大学副学長は、「スポーツマンシップに反する行為であり残念。このような行為を二度と起こさないようにしたい」とコメントした。
情報源
[編集]- YOMIURI ONLINE 『ブログで批判、仕返しで重傷…大学硬式野球部』 — 読売新聞社, 2010年8月3日
- asahi.com 『野球部内で集団暴行 びわこ成蹊スポーツ大』 — 朝日新聞社, 2010年8月3日