「Solar Impulse 2」世界一周飛行を達成 - 化石燃料を使わない飛行機として初めて

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2016年7月26日】

化石燃料を使わず太陽エネルギーのみとしては世界で初めてとなる世界一周飛行に挑戦していた「Solar Impulse 2(ソーラー・インパルス2)」が26日午前4時(現地時間、UTC+04:00)アラブ首長国連邦(UAE)に到着した[1]。「Solar Impulse 2」はスイスで開発され、2015年3月にUAEのアブダビを出発、2015年6月には日本の名古屋飛行場(愛知県営名古屋空港)にも着陸し話題となっていた[2]。「Solar Impulse 2」は当初5ヶ月を目標としていたが[3]、悪天候による計画変更やバッテリーの故障による中断などがあり2016年4月より再び挑戦を再開していた[2]。最後に機体を操縦したベルトラン・ピカール氏は会見で「達成した瞬間、どんなことも可能と実感し、なぜ私たちはもっと夢をみて、なぜもっと努力しないのかと思った」と述べたほか、「今日は始まりに過ぎない」と新たな挑戦へ向けたコメントをした[2]

「Solar Impulse 2」は再生可能エネルギーをアピールすることを目的にベルトラン・ピカール氏とアンドレ・ボルシュベルグ氏によっと計画され、飛行も2人によって行われた。計画には、ヨーロッパの企業などから1億7000万スイスフラン(約180億日本円)の出資を受けていた。機体の両翼は72m、また1万7000個を超える太陽電池が搭載され、今回の挑戦で計42,000km余りの飛行を行った。飛行途中には日本とハワイ州の間を5日間で単独飛行し単独飛行の世界最長記録を更新していた[2]

情報源[編集]

  1. 共同通信(カイロ) 『ソーラープロペラ機が世界一周 史上初、化石燃料使わず』日本経済新聞、2016年7月26日。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 『太陽光発電の飛行機が世界一周を達成』日本放送協会、2016年7月26日。
  3. Taniguchi Munenori 『ついに世界一周達成。太陽エネルギーだけで飛ぶSolar Impulse 2、15か月・4万kmの旅を完遂』Engadget 日本版、2016年7月26日。

外部リンク[編集]

Wikipedia
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