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小室哲哉プロデューサーが楽曲著作権を譲渡すると偽って5億円を詐取し逮捕。容疑認める

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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ウィキペディア小室哲哉プロデューサーに関する記事があります。

【2008年11月5日】

朝日新聞によると大阪地検特捜部音楽プロデューサー小室哲哉容疑者 (49) とトライバルキックスの社長・平根昭彦容疑者 (45)、同社監査役と広告会社代表・木村隆容疑者 (56) の計3人を、詐欺の容疑で4日に逮捕した。3人は容疑を認めているとの事。

毎日新聞によると2006年8月6日、小室は日本音楽著作権協会に自分名義で登録している全楽曲806曲の著作権を10億円で譲渡する仮契約を投資家の男性と結び、前妻が著作権使用料を差し押さえているとして、その解除費用として5億円の先払いを要求し、8月29日までに5億円を受け取った。しかし、実際には仮契約段階で既に著作権の一部は音楽出版社に譲渡済みで小室には著作権がなく、民事訴訟では和解が成立したが返金されなかった。この為、男性は大阪地検に刑事告訴を行った。検察側は小室が受け取った5億円を差し押さえ解除ではなく借金返済に使っていたことを把握した為、地検特捜部が小室に2008年11月4日、任意同行を求めた。

産経新聞によると小室容疑者は昭和59年(1984年)、バンド「TM NETWORK」のメンバーとしてデビュー。平成に入ってからは音楽プロデューサーとして活動し安室奈美恵さんら数多くのアーティストへの楽曲提供をして、100万枚以上を売り上げる立て続けにミリオンセラーのヒットになった。

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