テレビ朝日、JCTVを連結子会社化
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【2008年2月5日】 日経BP社によると、テレビ朝日(テレ朝)は2月1日、持分法適用関連会社・日本ケーブルテレビジョン (JCTV) の株式を追加取得し、同社とその子会社であるJCTV-HQ、JCTV America(アメリカ)をテレ朝の連結子会社化することを発表した。また報道関連の人材派遣を行う関連企業のフレックス社についても株式を追加取得して連結子会社化することも明らかにした。
JCTVは1971年設立で、CNNの日本向けサービス「CNNj」や「ザ・ゴルフチャンネル」の有料テレビ放送を運営している他、報道等の番組制作を行っている会社である。近年のCS衛星放送のハイビジョン化や、動画配信サービスとの競合へ対応するためテレ朝の子会社化で経営を一体化する狙いがあるという。
日経新聞と日経BP社によると、2007年3月期のJCTVの売上高は60億4200万円。テレ朝におけるJCTVの株式保有割合は現在の33.29%から56.57%に、またフレックス社は25.67%から69.58%にそれぞれ引き上げられ、3月末までに取得する予定である。なお2008年3月期通期の連結決済業績への影響はないとしている。
出典
[編集]- NIKKEI BP net 『テレビ朝日、日本ケーブルテレビジョンを子会社化』 — 日経BP社, 2008年2月1日
- NIKKEI NET 『テレビ朝日、JCTVを連結子会社化』 — 日本経済新聞, 2008年2月1日