イルクーツクで着陸失敗事故
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【2006年7月9日】
ロイター通信、読売新聞(共同)によると9日午前7時50分 (UTC+9、日本時間と同じ) 頃、ロシアのイルクーツク州にあるイルクーツク国際空港でシベリア航空のエアバスA310旅客機(モスクワ発778便)が着陸後、滑走路をオーバーランして外れ、建物に衝突し、大破、炎上した。同機には乗員8人と乗客合わせて200人が乗っていた。病院に運ばれたのは43人で、その他の搭乗者は絶望視されていたが、その後のロイターによる情報では搭乗者は204人、124人が死亡、12人が不明である。少なくとも55人が病院でやけどなどの治療を受けている。
CNNによると、イルクーツク市はバイカル湖の近くにあり、旅行に行く予定だった多くの子供が含まれている。火災は事故の約2時間後に鎮火した。
ロイターによると事故の調査が開始され、フライトレコーダーがモスクワに運ばれた。
搭乗者193人のリストがシベリア航空により公表されている[1]が、ロシアの緊急対応庁では、他に3人の乗客がいたはずだとしている。
出典
[編集]- 『ロシア民間機が着陸に失敗し炎上、150人以上死亡=通信社』 — ロイター通信社, 2006年7月9日
- 共同通信 『露民間機事故 死者102人 乗客に邦人なし』 — 産経新聞, 2006年7月9日
- 『ロシア機着陸失敗、炎上 122人死亡』 — CNN, 2006年7月9日
- "Russia opens probe into plane crash that killed 124"。ロイター、2006年7月9日。
- "РЕЙС 778"。シベリア航空、2006年7月10日。