アイルランドのギネスビール、生誕250年
【2009年9月25日】
AFPBB News、CNNによると、アイルランドのギネスビールは、24日 (UTC±0) 生誕250年を迎えた[1][2]。
ギネスビールは1759年の誕生から今年で250年となり、発祥の地・ダブリン市のセント・ジェイムズ・ゲート醸造所でキネンパーティが催された。ギネスビールを初めて醸造したアーサー・ギネス氏にあやかって、当日は「アーサーズ・デイ」と呼ばれ、同醸造所には各国のギネス愛好家ら数千人が集まり、この記念日を祝った。[2]
アーサー氏の子孫であるローリー・ギネス氏(34歳)は地元ラジオ局の取材で「ギネス一族にとっても、ギネス社にとっても、今日はすばらしい日です」と喜びを語った[1]。
アイルランドのダブリン市内の複数のパブで音楽ライブが開かれたほか、市の観光名所・ギネス・ストアハウスではブライアン・カウエン首相がアイルランドの誇りとしてギネスビールを賞賛し、歌手のトム・ジョーンズ氏やローナン・キーティング氏らが歌うパーティも開かれた[1]。
このほか、世界150ヶ国以上で生誕を祝うイベントがあったと、ギネスビールのオフィシャルサイトが伝えた[2]。
ギネスビールの歩み
[編集]創業者のアーサー・ギネス氏が1759年、セント・ジェームズ・ゲート醸造所を9000年の超長期賃貸契約で借り、ギネスビールを醸造。
1761年にアーサー氏はオリビア・ウィットモア氏と結婚。2人の間には21人の子供がおり、後にギネス一族と呼ばれるようになる。
ギネス一族は1997年、ギネスがイギリスのグランドメトロポリタン社と合併し、ディアジオ社の傘下入りするまで6代に渡って醸造所運営を行った。
現在も世界でギネスビールは愛され、世界150ヶ国で毎日1000万パイント(およそ570万リットル)が消費されている[1]。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 『ギネスビール生誕250年、パブで記念行事 ダブリン』 — AFPBB News, 2009年09月25日15時6分
- ↑ 2.0 2.1 2.2 CNN.co.jp 『ギネス誕生から250年、ダブリンで記念パーティー』 — CNN, 2009年9月25日