鎌倉の満福寺 多目的施設一棟が全焼 本堂は無事
表示
【2021年2月12日】
2月12日、神奈川県鎌倉市に所在する満福寺において火災が発生した。火災は午前5時55分頃に、通行人からの110番通報で発覚した[1]。火は約4時間後に消し止められた[2]。
この火災によって、境内に所在する多目的施設「義経庵(ぎけいあん)」一棟が全焼したほか、他の建物に延焼し、その一部が焼けたものの[3]、本堂には被害がなかった[2]。26歳の男性僧侶[2]一名が避難の際に転倒し、擦り傷を負った[3]。また、この火災の影響で近接する江ノ島電鉄線が上下合わせて20本の運転見合わせとなったほか、85分の遅れが発生し、約4700人に影響が発生した[2]。
満福寺は源義経が兄源頼朝への和解の手紙である腰越状を執筆した場所であり[3]、関連する絵などが所蔵されている[1]。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 『鎌倉・義経ゆかり満福寺で出火 江ノ電、一時運転見合わせ』 — 神奈川新聞, 2021年2月12日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 『義経ゆかりの鎌倉の寺で火災、1棟が全焼…江ノ電20本運休』 — 読売新聞, 2021年2月12日
- ↑ 3.0 3.1 3.2 『源義経ゆかりの寺、敷地内にある多目的施設が全焼 鎌倉』 — 朝日新聞, 2021年2月12日