「処理水」巡り迷惑電話相次ぐ
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【2023年8月29日】
福島第一原発の処理水海洋放出が始まったことを巡り、8月24日以降、自治体などに迷惑電話が相次いでいる。迷惑電話は中国からのもので、読売新聞によると、全国31都府県警に計225件の相談が寄せられ、福島県警には70件を超える電話があった。多くは中国の国番号「86」から始まる電話番号で、海洋放出への批判が目的と見られ、片言の日本語で罵倒されたり、中国語でまくし立てられたりしている。そこで、NTT東日本は、専用窓口「迷惑電話対策センター」を開設し(0120-325-263)、外務省は中国側に申し入れを行った。また、テレビ朝日によると、岸田総理は「駐日中国大使に、中国国民に冷静で責任ある行動を呼び掛けるよう強く申し入れを行っているところです」と述べた。
情報源
[編集]- 『中国からの嫌がらせ電話、自治体・企業から警察に被害相談225件…最多は福島県警』 — 読売新聞社, 2023年8月29日
- 『中国からの迷惑電話多発で、NTT東日本が専用窓口「迷惑電話対策センター」開設』 — 読売新聞社, 2023年8月29日
- 『嫌がらせ電話続発、外務省が中国側に「憂慮」申し入れ…中国国民に冷静な行動要求』 — 読売新聞社, 2023年8月28日
- 『きょうも迷惑電話・SNSで不買運動 処理水放出で“嫌がらせ”発信者の言い分は…』 — テレビ朝日, 2023年8月28日