モダンウーマンが「第39回東京2歳優駿牝馬(SI)選定馬重賞」を勝利、GRANDAME-JAPANの2歳シーズンをも制覇する

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出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2016年1月30日】

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2015年12月31日(木)に大井競馬場の第10競走で「第39回東京2歳優駿牝馬(SI)選定馬重賞」が行われ、1番人気のモダンウーマンが勝利して1着賞金2000万円を獲得した[1]。騎手は北海道所属の阿部龍、調教師は佐々木仁[1]。馬主はグランド牧場、生産者も北海道新ひだか町のグランド牧場[2]。 モダンウーマンはローレル賞から連勝で重賞4勝目となる[2]

モダンウーマンは2015年にフルールカップリリーカップローレル賞と立て続けに勝利しており、今回「第39回東京2歳優駿牝馬選定馬重賞」を勝利したことにより、見事に重賞4勝目を飾った[3]。東京2歳優駿牝馬は佐々木調教師、阿部騎手ともに初優勝となる[3]。阿部騎手は「内枠の有力馬を見ながら、余裕を持って乗れた。1度エンジンが掛かるとしっかり走ってくれるし、自分で競馬が作れるのも強み」と語り[3]、さらには「3コーナー(内回り)が急なので、そこをうまく回ってちゃんと自分の走りができれば、直線では抜け出してくれるだろうと。これが最後っていう感じで、楽しもうと思いながら乗りました。またこういう風に乗れると思っていなかったので、うれしいのと感謝の気持ちで一杯です」と答えた[4]。佐々木調教師は「結果を出せてホッとした。以前も3、4番手の競馬をしていたから大丈夫だと思ったが、直線はさすがに声が出たね」と語った[3]

モダンウーマンの次の出走予定は、浦和競馬場で2月3日(水)に行われるユングフラウ賞を経て、桜花賞へ出走する予定である[2]

GRANDAME-JAPANの2歳シーズンをも制覇

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モダンウーマンはGRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)2015年度の2歳シーズンの中で、エーデルワイス賞2着、ローレル賞1着、東京2歳優駿牝馬1着の戦績を挙げて合計50ポイントを記録し[5]、グランダム・ジャパン2歳シーズンの6代目チャンピオンとなった[5]

モダンウーマンがGRANDAME-JAPANの2歳シーズンで獲得したポイントは、これまでのシーズンの中でも最高のポイントに達したという[6]。 今回行われた「東京2歳優駿牝馬」では、1着・2着・3着までの馬のいずれも、ホッカイドウ競馬からの出身馬である[6]。 他の2歳馬限定重賞でもホッカイドウ競馬の出身馬が顕著な活躍を見せており、エーデルワイス賞北海道2歳優駿の2つのJpnIIIで連勝したタイニーダンサーは、地方競馬の登録を抹消したのち中央競馬へ転進して競走の舞台を移すこととなった[6]

モダンウーマンは元々ホッカイドウ競馬の角川秀樹厩舎で調教されており、今回の東京2歳優駿牝馬へ挑戦するにあたって川崎競馬の佐々木仁厩舎へ移籍して参戦する戦略を取った[6]。なお鞍上はモダンウーマンへ乗り続けてきた阿部龍騎手とした[6]。更に言えば、2着のリンダリンダは角川厩舎からの遠征馬である[6]。2015年にホッカイドウ競馬で行われた2歳限定重賞の全11戦のうち、角川厩舎がじつに8勝を占めており角川調教師の馬と人を育てる手腕は傑出していると、当記事の情報源「web Furlong 2015」の執筆者である斎藤修氏は評価した[6]

情報源

  1. 1.0 1.1 競走成績 - 第39回東京2歳優駿牝馬(SI) 選定馬重賞』 — 南関東公営競馬, 2015年12月31日
  2. 2.0 2.1 2.2 【東京2歳優駿牝馬】完勝モダンウーマン重賞4V!』 — スポーツニッポン, 2016年1月1日
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 【東京2歳優駿牝馬】モダンウーマン重賞V4!』 — サンケイスポーツ, 2015年12月31日
  4. 高橋華代子レースと日程 - 第39回 東京2歳優駿牝馬(SI)』 — 特別区競馬組合,
  5. 5.0 5.1 GDJ 2015 2歳シーズンの総合結果 今年の2歳チャンピオンはモダンウーマン』 — 地方競馬全国協会, 2015年12月31日
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 6.6 斎藤修 『グランダム・ジャパン特集 - 東京2歳優駿牝馬』 — ハロン (雑誌),

外部リンク


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