ウルグアイ・スアレス選手、9試合出場停止と4か月のサッカー活動禁止に
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【2014年6月27日】国際サッカー連盟(FIFA)は現地6月26日、2014ワールドカップ選手権(W杯)・ブラジル大会において、ウルグアイのスアレス選手が、イタリアのキエリーニ選手に対して噛みついたことについて、スアレス選手に対しウルグアイ代表としての9試合の出場停止[1]と、4か月間のサッカー活動を全面禁止する処分を下したことを発表した[2]。また併せて、罰金10万スイスフラン(日本円レート換算約1130万円)と、すべての試合会場の入場禁止も科された[3]。
ウルグアイは、決勝トーナメント進出を果たしているが、スアレス選手は今回の出場停止によりW杯の残り試合に出場できないばかりか、10月終盤までは同選手が現在所属しているリバプール、あるいは一部の移籍がうわさされているクラブに移ったとしても試合出場をすることができなくなってしまった[1]。スアレス選手は過去にも同様にクラブチームにおいて2回にわたり[3]、相手チームの選手に噛みついたことで出場停止の処分を科されたことがあり、今回の出場停止は通算3回目となる[2]。
今回の問題について、FIFA広報のデリア・フィッシャー氏は「そのような行為は許容されるべきではない。W杯という大舞台ならなおさらだ」と説明しており、併せてこの処分は即時適用とし、現地6月29日に行われる決勝トーナメント1回戦のコロンビア戦から出場停止とすることも明らかにしている[2]。また同連盟規律委員長のクラウディオ・スルサー氏は「W杯のようにたくさんの目が向けられていなくても、サッカーのピッチ上では許されないふるまい」とスアレス選手について非難のコメントを寄せた[3]。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 『L・スアレス、代表戦9試合&4カ月間の活動停止処分 三度のかみつきに重い制裁』 — GOAL.com, 2014年6月26日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 AFP 『FIFA、スアレスに9試合の出場停止と4か月間のサッカー活動禁止処分』 — フランス通信社, 2014年6月26日
- ↑ 3.0 3.1 3.2 『【W杯】“かみつき”スアレス9試合出場停止!決勝T出られず』 — スポーツ報知, 2014年6月26日
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[編集]- ウルグアイ・スアレス選手が噛みつき行為か? - 2014W杯サッカー (2014年6月26日)