固定電話大手各社、携帯電話への通話料金値下げへ

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2006年12月27日】

固定電話(資料)

日本経済新聞社によると、NTT東日本NTT西日本は2007年1月より同社固定電話サービスから携帯電話への通話料金を値下げすると2006年12月4日に発表した。ただし、割引対象となるのは、電話番号の前に識別番号をつける場合とIP電話サービスとに限られる。

NTT東日本によれば、NTT東日本は値下げ後の料金を1分当たり16.8円(NTTドコモ)~18.375円(KDDI/ソフトバンクモバイル)に改定する。 またNTT西日本によれば、NTT西日本は識別番号を付加する場合の固定電話料金を1分当たり17.85円(NTTドコモ)~21円(ソフトバンクモバイル/KDDI(ツーカー))に、IP電話サービス料金を1分当たり16.8円(NTTドコモ)~18.9円(KDDI/ソフトバンクモバイル)に改定する。

NTT東西はNTTコミュニケーションズKDDIソフトバンクテレコムに比べて携帯電話への通話が高かったが、この改定によって同水準から最安の価格となった。

この改定に伴い、NTTコミュニケーションズは翌日の12月5日、値下げに追随すると発表した。なおKDDIは12月25日、ソフトバンクテレコムは12月26日に値下げに追随すると発表した。

これにより固定電話サービスを行う大手通信事業者のすべてが携帯電話への通話料を値下げを行うこととなる。

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