パ・リーグ、2005年度レギュラーシーズン終了 個人タイトル確定
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【2005年9月29日】
報道機関各社が9月28日伝えたところによると、日本のプロ野球・パシフィック・リーグは9月28日に各地で開かれた3試合を持って、2005年度のレギュラーシーズンリーグ(交流戦込み136試合)の全ての日程を消化し、各チームの順位が以下の表の通り確定した。
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 分数 | 勝率 | 首位との ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ソフトバンク | 89 | 45 | 2 | .664 | - |
2 | ロッテ | 84 | 49 | 3 | .632 | 4.5 |
3 | 西武 | 67 | 69 | 0 | .493 | 23 |
4 | オリックス | 62 | 70 | 4 | .470 | 26 |
5 | 日本ハム | 62 | 71 | 3 | .466 | 26.5 |
6 | 楽天 | 38 | 97 | 1 | .281 | 51.5 |
これにより、ソフトバンク、ロッテ、西武の3チームがプレーオフ(決勝トーナメント)の出場権を獲得した。プレーオフの日程は以下の通りで行われる。
- 準決勝・ロッテvs西武
- 会場は全試合とも千葉マリンスタジアム。先に2勝したチームが決勝進出
- 第1戦 10月8日14:00
- 第2戦 10月9日14:00
- 第3戦 10月10日18:00
- 決勝・ソフトバンクvs準決勝の勝者
- 会場は全試合とも福岡Yahoo!Japanドーム。先に3勝したチームがリーグ優勝。但し準決勝で西武が勝ち上がった場合、ソフトバンクと西武のゲーム差が23ゲーム離されているため、規定によりソフトバンクに1勝分のアドバンテージが与えられる。
- 第1戦 10月12日18:00
- 第2戦 10月13日18:00
- 第3戦 10月15日18:00
- 第4戦 10月16日18:00
- 第5戦 10月17日18:00
また朝日新聞によると、個人賞も以下の表の通り確定し、ソフトバンクの松中信彦が最多打点(3年連続受賞)と最多ホームラン(2年連続受賞)の2冠を決めたが、打率は西武の和田一浩(初受賞)に首位を明け渡し、2年連続の3冠王達成は出来なかった。また投手部門ではソフトバンク・杉内俊哉が最優秀防御率・最多勝利数の2冠を獲得している。なお最優秀投手のソフトバンク・斉藤和己は13勝以上記録した投手の勝率1位での受賞である。
タイトル名 | 選手(チーム) | 記録 |
---|---|---|
首位打者 | 和田一浩(西武) | .322 |
最多ホームラン | 松中信彦(ソフトバンク) | 46本 |
最多打点 | 同上 | 121打点 |
最多安打 | 和田一浩 | 153本 |
最高出塁率 | 松中信彦 | .412 |
最多盗塁 | 西岡剛(ロッテ) | 41個 |
最優秀防御率投手 | 杉内俊哉(ソフトバンク) | 2.11 |
最多勝利数投手 | 同上 | 18勝 |
最優秀投手 | 斉藤和己(ソフトバンク) | .941 |
最多奪三振投手 | 松坂大輔(西武) | 226個 |
最多セーブ投手 | 小林雅英(ロッテ) | 29セーブ |
最多中継ぎ投手 | 菊地原毅(オリックス) | 36ホールドポイント |
出典
- 『パシフィック野球連盟公式サイト』 — パシフィック・リーグ, 2005年
- asahi.com 『楽天、歴史的大敗 パ・リーグの全日程が終了』 — 朝日新聞, 2005年9月28日
- ヨミウリオンライン 『パ・リーグが全日程終了、松中・杉内それぞれ2冠』 — 読売新聞, 2005年9月28日